2007年07月の通信

	●花阿彌ブルーメンシューレ福井校　ベーシックレッスン　2007.07.25 今日は、花阿彌ブルーメンシューレのベーシックコースのレッスンでした。 手仕事がたくさんでしたね。ワイヤーで土台を作りマンシェッテにラフィアを巻きつけ、カラーサークルの中の３色を花から拾い出して、貼り付けマンシェッテを仕上げ、シュトラウスを製作しました。黄色からオレンジそして赤みがかったブラウンまでの色相です。 「とっても大変だったけど、素敵な作品に仕上がった」とお疲れの表情の生徒さんは吉田さんです。 明日は、武生教室でのレッスンです。楽しみにしていてくださいね。   ●パソコン教室のお友達　2007.07.24 とっても懐かしい、私の落ちこぼれパソコン教室時代のなかよしさんから電話をいただきました。相変わらずしとやかで、とっても美人・華奢でおとぼけで、私とは正反対・・だけどいつも一緒だった。・・お花の注文の電話でした。 若い人や、専門の先生に一生懸命聞いても聞いてもチンプンカンプンで、カナ打ちをローマ字打ちに変えて、教室のみんなが打ち終えてシーンとした教室に二人だけカチャカチャキーボードを叩いて、かっこ悪くって・・もう明日は休もうかな・・なんて語り合っていたお友達です。同じ年代のおじ様達とも「さっぱり解らん」とみんな時代の流れにおどろいていたけれど、仲良しでしたよね。・・・なつかしい・・。みんな頑張っているのだろうな。 こんな劣等性な私・・覚えてくれていたらうれしいよね。 ついていけなかったワードやエクセル、XP・・パソコンを組み立ててみたりして・・。今では、必要に迫られて、いろいろ間に合っています。・・・不思議なものですね。その時解らなかったものが、今は適当にこんな感じ・・で。なぜかトラブルシューテング・いっぱい習いましたよね。デフラグで要領を増やしたり、電話を受ける練習をしたり、何でもかんでも。結構そんなときの私も可愛かったよね。「先生、画面なくなっちゃいました。」「今、行きますから。大丈夫ですよ。」「あれ、私だけ違う画面です。先生、なんで？」「今行きます。大丈夫ですよ」・・・迷惑いっぱいかけてたんだよね。みんなごめんね。　今はウインドウズビスタの時代。もちろん解ってないけど適当につかっていたりして・怖いもの知らずの素人の恐ろしさでしょうね。なんとかなるさって。・あの時代があったから今があるのかもしれませんね。 こんな風に、色んなご縁があっての「はな里」・・未だにいい加減な手元で適当な指で習った事は何処えいったやらの未熟なパソコンの知識とキーボードの腕前ですが、・・花屋としてほんの少しづつ・・成長しています。   ●悲しい想い　2007.07.03 最近、はな里のまわりにたくさんの野良猫がいる事に気がつきました。 野良猫たちは、人間に決して気を許さず捕まえて保護してあげることが出来ません。人に対する警戒心が強く、やせて、食物を与えられず、愛される事を知らず、本能のままに生きていて明日の命の保証もなく、どこで眠り、何を想い、人の作り上げた人工的で、住みにくくて仕方ないであろうこの町の一角で同じ時を生きています。自由に生きてるわけじゃない。強いわけじゃない。あるがままの運命を受け入れ、そうしなくては生きてゆけず、人間社会を批判せず恨むこともなく、何の理由もわからずに、今ある生のために、それが良いとも悪いとも知らず、ただひたすら命をつなぐために餌を探し、用心深く生きているのだと思います。 ペットとして人に飼われ、飽きられ処分されていくという、飼い主にひたすら信頼を寄せ迎えを待ちながら処分されていく悲しい犬や猫もたくさんいると聞きました。 やせ衰えた人を信じない野良猫たちに何もできないことにも、人の勝手な動物たちの信頼を裏切っていく行動と、身勝手で薄情な心に・・無力な自分が本当に悲しい。いつも自分の力のなさを思い知らされ、心の中で、「ごめんね」とつぶやくだけ。「どうしたらいい？」「何で、人は飼った動物の面倒が見られないのだろう」「小さな命・処分される事がわかっていながら・救えない・みんな動物たちが処分される事を知っていてそこへやるの？」「行政は、始末する事しか考えないの？」「・・なら、一体どうしたらいいの。」 わが家のボルゾイのシンクとパピヨンのさくら。たくさんの優しい気持ちを私たち家族に与えてくれます。時に笑わせてくれたり、時に、なぐさめてくれたり・・・その人を裏切らないまなざしは純粋な家族に対する愛情と信頼を込めた正直なシンクとさくらの気持ちにちがいなく・・。 さくらは、訳があって「はな里さくら」になりました。最初は、パパに連れられて怯えた目をして、小さな衣装ケースから出ようとしませんでした。前の飼い主のお迎えをきっと待っていたのでしょうね。待っても待ってもお迎えに来てくれる事はなく、少しずつわが家とはな里にも慣れてくれました。かけがえのない小さな命。さくらが一緒にいてくれて大きなシンクもうれしそうです。でも一番うれしいのは、きっと私ですね。朝も昼も夜も・・いつもさくらと一緒です。私は幸せだけど、さくらはどうでしょうか・・。臆病なだけに気を使ってあげないといじけてしまう事もあります。・・少し複雑なさくらの心は、シャイだけど屈託のないシンクとは少し違い・・「昔なにかつらい事でもあったんだろうね」とパパと話しています。 ・・・どうか全ての動物たちが幸せでありますように、いつも人の心が優しい愛情で満ちていますように。世の中から愚かな気持ちと全ての不幸が無くなります様に・・・そんな事を一生懸命祈る事しか出来ない自分の不甲斐無さが、ただ悲しいばかりの私です。